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福島県南会津郡田島町『田島砥石』
現在では、一般に合成品(人造砥石)が主流となりましたが、以前は日用品として天然砥石は、身近なものでした。
福島県南会津郡田島町の『田島砥石』も、明治期の 第4回内国勧業博覧会で、品質優良として有功賞も受けており、生産も盛んでした。
この田島砥石は、中砥石がほとんどで、農家の方々が、農耕馬を飼っていたため、馬草刈りは毎日の日課であり、鎌研ぎ用の砥石として、常に腰につけていました。
凝固岩は全国的に分布するため、各地方で採取されていますが、粒子の粗密や純度・固さ等によって、 品質が変わるため、採取場所の見極めには苦労したようです。
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『田島砥石』 残したい特産品 |
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田島町で砥石を産出する場所は、滝ノ原の獅子小屋(俗称:砥石山)、朝日岐、竜沢、
永田の舘平岳、中荒井の太田沢、針生の愛宕山、栗生沢の後山等が代表的ですが、滝ノ原地内以外は、いずれも粒子が粗く固すぎることから、大量の生産には至らなかったようです。滝ノ原の砥石山は、産出量も多く、手軽に採取できることから、
地元の人達の農閑期の 稼業として昔から生産されていました。その後、トラックの普及や鉄道の開通により、遠方への出荷が出来るようになってからは、
専従者も増え 機械導入により生産量も 大幅に増えました。しかし、当時の生産装備では、砥石の主成分である珪酸の粉塵を吸い込むことで起こる塵肺(職業病)疾患が
避けられず、 長期にわたり仕事を続けられない事情や、人造砥石の量産化に押されたことにより、 その生産は、現在停止状態となってしまいました。品質の優れた天然砥石の手応えは、人造砥石にはない味わいがあり、また、製造設備にしても、現在では、水や粉塵機を使うことで、粉塵をまったく出さない方法もあります。
福島県南会津農林事務所 http://www.aff.pref.fukushima.jp/minamiaizu/
田島町農林課残したい特産品天然砥石
うつくしま農林水産ネット
http://www.aff.pref.fukushima.jp/
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